使い終わった食品、もうひと働きさせましょう


つい捨てがちなものでもう一品

あまった天ぷらの衣や缶詰の液汁、どうしていますか?
そのまま流してしまうと、排水を汚してしまいます。その水を魚が住めるくらいにきれいにするためには、莫大な量の水を必要とします。
地球環境のために、あまったものでもう一品作ってみてはいかがでしょうか?

天ぷらの衣は、キャベツやハムなどを加えてお好み焼きに。焼いておけば冷凍保存もできますよ。
魚介類の缶詰のスープはだしになります。
おみそ汁に加えたり、ドレッシングにも使えます。オイル漬けの液汁は炒め油にしましょう。
ツナのオイル缶なら、液汁ごとソースにすると、コクも風味もアップしますよ。

魚介類をまるごといただく

魚介類もまるごと使えます。エビやカニの殻は、グリルであぶってから煮込むと、風味豊かなだしがとれます。
甲殻類の殻でとっただしを使ったソースは「アメリケーヌソース」といって、フランス料理などにも使われているんですよ。
さらにだしをとった後の殻を細かくしてフライパンで炒れば、ふりかけにもなります。

魚の骨だって活用しましょう。
小さめの魚なら、三枚におろした中骨を弱火で揚げたり、オーブンでじっくり焼けば、カルシウムたっぷりのおつまみに。
煮魚を圧力鍋で作ると骨まで柔らかくなりますので、そのまま食べられます。
魚の骨からもいいだしがとれます。みそ汁や鍋料理などによく合いますよ。

だしのとり方は簡単。殻や骨をきれいに洗い、沸騰したお湯に入れて煮出すだけ。お好みでブイヨンやかつおだしを加えてもよいですね。

茶がらがおいしいクッキーに

緑茶や紅茶の茶がらも、ちがう一品に生まれ変わります。
クッキーやホットケーキに混ぜれば、お茶の香りが生きたおやつになります。緑茶ならお団子や天ぷら粉に混ぜても合いますよ。
乾燥させてから細かくすれば、ふりかけなどにも使えますね。

茶がらは料理だけでなく、キッチン周りでも役立ってくれます。
容器に入れて冷蔵庫に入れれば消臭剤に。グリルの下に敷いておけば、においや脂を吸収してくれますので、後片付けのときに汚れた水を流さなくてすみます。
茶がらを床にまいてほうきをかけると、緑茶に含まれるカテキンがほこりやにおいを絡めとってくれます。ほこりがたたず、お茶のほのかな香りも爽やか。
口に入るものを扱うキッチンには、こんなお掃除方法もよいかもしれませんね。