野菜や果物の皮も捨てずに活用


きれいに洗って丸ごと調理

野菜の下ごしらえをするとき、皮はどうしていますか?
今まで捨てていたという方はちょっと待って。実は野菜の皮にはさまざまな栄養素が含まれています。

例えば、大根の皮には抗酸化作用のあるビタミンC、毛細血管を強くするビタミンPが、しょうがの皮と身の間には、脂肪の燃焼にひと役買うジンゲロンなどの有効成分が含まれています。
皮を捨ててしまうのは、ごみを増やすだけでなく、大切な栄養成分まで捨ててしまっていることになります。
しっかり泥を落として皮ごと調理、がヘルシー&エコな調理のコツといえそうですね。

むいた皮を上手に利用

とはいっても、ふろふき大根など、皮をむいたほうがおいしい料理があるのも事実。
そんなときはむいた皮でもう一品作ってしまいましょう。

大根やにんじんの皮は、きんぴらやかき揚げにすると、皮に特有のかたさも感じずにおいしく食べられます。
にんじんの皮の近くに多いβ?カロテンは、強い抗酸化作用を持ち、体内で免疫力を高めてくれるビタミンAに変わります。
油脂と合わせてとることで吸収がアップするので、炒め物や揚げ物にしたり、肉や魚、ナッツ類と一緒に食べたりするとよいでしょう

その他にも、捨ててしまいがちなくず野菜を煮てスープをとったり、まとめてフードプロセッサーにかけてからカレーや餃子に入れると、野菜の栄養をまるごといただけます。

果物の皮も捨てずに使う

さらに、エコ調理力としては果物の皮も上手に使いたいところ。

りんごの皮は、紅茶とあわせたアップルティーがおすすめ。生のりんごから立ちのぼる香りで、癒しのひとときを過ごしませんか?
紅茶はふつうのティーバッグでOK。くみたての水道水を沸かしたお湯を、りんごの皮とティーバッグを入れたポットに注ぐだけと、手軽にできるのもうれしいところです。
かんきつ類の皮はお吸い物の吸い口にすると、ほのかな香りがちょっとおしゃれな演出になります。ジャムや砂糖漬けにしてもよいですね。

いずれも表面の汚れをおとすために、しっかり洗ってから使いましょう。
今は検査が厳しくなっているので農薬などの心配はあまりないといわれていますが、心配な方は国産のものを使ってくださいね。