エコな食材を賢く選ぶ3つのポイント


旬の食材を選ぼう

最近は品種改良やハウス栽培技術によって、季節に関わらず、さまざまな食品を手に入れることができるようになりました。
旬の野菜は太陽の光をあびて屋根のない露地栽培で作られますが、旬の季節以外で同じ野菜を作るには光や温度を与えるために、たくさんのエネルギーを使うビニールハウスで栽培されます。
そのエネルギー差はなんと約10倍にもおよぶと言われています。
多くのエネルギーを使うということはそれだけ地球温暖化の一因となるCO2の排出量が多くなるということですね。

旬の食材は味が良いのはもちろん、ビタミンやミネラルなどの栄養成分が多く含まれています。
例えば、冬が旬のほうれん草は、夏ものより冬もののほうがビタミンCが約3倍!
同じ分量を食べるなら、旬のもののほうが効率よく栄養素をとることができるというわけですね。
環境のため、わたしたちのカラダのため、旬を意識して食材選びをすることを心がけましょう。

国産の食材を選ぼう

食材をスーパーで選ぶとき、どこでとれた食材か意識されていますか?
原産地の表示を見てみると、全国どころか全世界から運ばれていることが分かります。
食材を運ぶためには、船や車などの燃料がかかり、生産地から食卓までの距離が長いほど、二酸化炭素の排出量が多くなるため、環境に負荷がかかることになります。

この食材の運ぶ距離を数字化したものをフードマイレージ(重量×輸送距離)と言います。
日本は世界最大の農産物輸入国と言われ、フードマイレージは約9千億t・Km(※)と試算され、諸外国と比べて格段に多くなっています。
輸入ものでなく国産のものを選ぶことはもちろん、よりフードマイレージの小さい、身近な土地で生産されているものを選ぶようにしたいですね。

これから注目!カーボンフットプリント

カーボンフットプリントは直訳すると「炭素の足跡」です。
私達が普段、買ったり食べたり利用している商品やサービスは作られてから捨てられるまで一生を通して多くのエネルギーを必要とします。
「どこ」で「どれだけ」CO2が排出されたかを「見える化」したものが、カーボンフットプリント。
日本では経済産業省が平成21年度よりカーボンフットプリント制度試行事業が開始されています。

カーボンフットプリントを比較して、よりCO2排出量の少ない商品をあなたが選ぶことで、CO2排出削減に貢献できるというわけです。
現在は試験的に開始されていますが、これから注目のマークですよ!

※参考:Carbon Footprint of Products(http://www.cfp-japan.jp/)